

泌尿器科は、尿路(腎臓、尿管、膀胱、尿道)および男性性器(精巣、精管、精嚢腺、前立腺)の病気を扱っています。
泌尿器科を受診したほうが良い症状としては、血尿、背部痛、排尿困難、尿失禁、残尿感、頻尿、精液に血が混じる、などがあります。
主な病気としては、前立腺肥大症、腎・尿管結石、膀胱炎、腎盂炎、尿失禁、そして泌尿器がん(腎臓、尿管、膀胱、尿道、精巣、前立腺)があります。
前立腺肥大症に対しては、まずα1ブロッカーを中心とした薬物治療を施行し、効果がない場合には経尿道的前立腺切除術を施行しています。
尿失禁には、おしっこが我慢できずに漏れてしまうタイプ(切迫性尿失禁)と咳やくしゃみなどでお腹に力がかかると漏れてしまうタイプ(腹圧性尿失禁)があります。切迫性尿失禁に対しては薬物療法を中心に行っており、腹圧性尿失禁に対しては薬物療法の他に骨盤底筋群体操や手術療法を行っています。
尿路結石症に関しては、体外衝撃波結石破砕術(ESWL)を第一選択とし低侵襲な治療を心がけていますが、難渋する結石に対しては適宜内視鏡を使用した経尿道的尿路結石砕石術を施行し、早期の社会復帰を目指します。
がん治療に関しては、根治性とともにQOLを重視した治療を目指しています。
例えば、前立腺癌では、前立腺生検により早期発見に努め、適応のある症例に対しては勃起神経温存手術を積極的に行っています。
他に副腎腫瘍や腎腫瘍、尿管腫瘍では患者さんのQOLを第一に考え、腹腔鏡を用いた手術にも積極的に取り組んでいます。
当院では、平成20年4月よりDPCが導入され、主に急性期疾患の入院治療を行うこととなり、泌尿器科においても平均在院日数の短縮や院内統一クリニカルパスの導入に取り組んでいます。
また、平成20年11月より院内の臨床研究や診療補助を行う薬剤師・医療事務員を中心とした臨床研究部が新体制として立ち上がり、自主臨床研究や学会発表、治験において多くの職種が協力しながら積極的に取り組んでいます。
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