診療科・部門のご案内

睡眠・禁煙外来

  • 特徴
  • トピックス
  • 診療予定
  • 担当医師紹介

呼吸器内科(睡眠・禁煙外来)の特徴

呼吸器内科(睡眠・禁煙外来)

1診では睡眠・禁煙外来として診療を行っています。
睡眠時無呼吸症候群やむずむず脚症候群、周期性四肢運動障害、ナルコレプシーなどの睡眠障害の検査・治療や禁煙治療などの診療を行っています。

人間は生きている限り、常に呼吸し、毎日睡眠をとります。いずれが病んでも健康な毎日は過ごせません。また、最近では睡眠時無呼吸症候群の合併症である心臓血管病や糖尿病の予防などの生活習慣病をトータルにケアする必要性が求められています。

当院睡眠・呼吸センターは睡眠時無呼吸症候群患者様の増加に伴い、新しく2005年11月より心臓血管病センターと栄養サポートセンターとの中間に増設され、当院の心臓血管病センター・栄養サポートセンターと密接に連携しています。

このページの先頭へ

呼吸器内科(睡眠・禁煙外来)のトピックス

睡眠時無呼吸症候群

睡眠時無呼吸症候群(SAS:Sleep Apnea Syndrome)とは気道の閉塞などが原因で睡眠中に何回も呼吸が止まる病気です。重度の患者においては放置すると高血圧や脳卒中、心筋梗塞・狭心症、糖尿病などを引き起こし10年後には死亡率40%以上との報告もあります。その上、日中の眠気のため交通事故や仕事中に事故を起こす確立が一般の人と比べ非常に高いことが証明されています。このように医学的にも社会的にも睡眠時無呼吸症候群を中心とした睡眠障害は放置できず、治療が必要です。

睡眠時無呼吸症候群の症状とは
  • ひどいいびき
  • 日中の過度の眠気
  • すっきり起きられない
  • 睡眠中の呼吸が止まっていると指摘される
睡眠時無呼吸症候群の検査とは
  • 終夜睡眠ポリグラフ検査(PSG)
    睡眠呼吸障害を正しく診断するためにかかせない検査です。
    この検査は睡眠の状態と呼吸の状態をトータルに調べる検査方法で、脳波や心電図、呼吸の状態、腹部・胸部の動き、血液中の酸素濃度、足の動き、体の向きなどを測定するセンサーを体に取り付けて一晩寝ていただきます。痛みなどは全くありません。
    また当院ではPSG専用の個室を設け、睡眠中の状態をモニターしています。
  • 簡易型睡眠時無呼吸検査
    呼吸モニターのみの簡易型睡眠時無呼吸検査も行っています。
    一泊入院の必要はなくご自宅での簡易検査です。
    ご自分でセンサーの装着をしていただきます。
    簡易検査のため睡眠時無呼吸症候群の診断には再度PSG検査が必要になる場合があります。
睡眠時無呼吸症候群の治療とは
  • 検査結果において、軽症な人は減量や飲酒量を控えるなど生活習慣の見直しや歯科装具(歯科)等により症状が改善されたり、無くなることがあります。
    しかし中~重症の方にはCPAP(持続陽圧呼吸療法)療法などの適切な処置を行うと、日中の眠気や倦怠感などの自覚症状がなくなるだけでなく合併症を予防したり改善したりすることもできます。
  • 当院睡眠・呼吸センターでは最新の治療器及びマスクを各種取り揃えており、より患者様に適した治療方法をお選びいただけます。
    また睡眠・呼吸センター内の指導・相談室では、技師が常駐しておりいつでも機器のメンテナンス・消耗品の受け渡し、機器の取り扱い説明等が受けられるようになっています。
Q&A
  1. 検査費用はいくらかかるの?
    終夜睡眠ポリグラフ検査(PSG)の場合は、3割負担の場合で約36,000円です。
    1泊入院が必要で、個室料7,560円が含まれます。
    簡易型睡眠時無呼吸検査の場合は、3割負担の場合で約3,000円です。
    標準的なケースを基に金額を算出しており、検査内容により金額が異なります。
    ※ 上記費用は2014年4月1日からの費用です。
  2. 検査結果はどれぐらいでわかるの?
    検査の解析におおよそ1週間かかります。
    検査日より1週間以降に、結果説明の診察が可能です。
  3. 睡眠時無呼吸低呼吸症候群以外にどんな病気がわかるの?
    むずむず脚症候群や周期性四肢運動障害、ナルコレプシーなどの病気も確認できます。
周期性四肢運動障害
周期性四肢運動障害の症状とは
  • 睡眠中に脚がピクピクと周期的に繰り返し動く
  • 脚の動きのため熟睡できず昼間眠い
周期性四肢運動障害の検査とは
  • 終夜睡眠ポリグラフ検査(PSG)
    睡眠中の脚の周期的な動きを確認するために行います。
    この検査は睡眠の状態と呼吸の状態をトータルに調べる検査方法で、脳波や心電図、呼吸の状態、腹部・胸部の動き、血液中の酸素濃度、足の動き、体の向きなどを測定するセンサーを体に取り付けて一晩寝ていただきます。痛みなどは全くありません。
    また当院ではPSG専用の個室を設け、睡眠中の状態をモニターしています。
周期性四肢運動障害の治療とは

原因にもよりますが、主に薬物療法で改善します。

むずむず脚症候群(レストレスレッグ症候群)
むずむず脚症候群の症状とは

次のような症状が夜横になって寝ようするとでたり、ひどくなったりします。

  • 脚がほてる、熱い
  • 脚の裏やふくらはぎの辺りがムズムズする、痛がゆい
  • じっとしていられず脚を動かしたい
  • 脚の違和感のため眠れない
むずむず脚症候群の検査とは
  • 終夜睡眠ポリグラフ検査(PSG)
    多くの場合で周期性四肢運動を合併するため、周期性四肢運動障害の有無を調べるために行います。
    この検査は睡眠の状態と呼吸の状態をトータルに調べる検査方法で、脳波や心電図、呼吸の状態、腹部・胸部の動き、血液中の酸素濃度、足の動き、体の向きなどを測定するセンサーを体に取り付けて一晩寝ていただきます。痛みなどは全くありません。
    また当院ではPSG専用の個室を設け、睡眠中の状態をモニターしています。
むずむず脚症候群の治療とは

出現頻度や原因にもよりますが、主に薬物療法で改善します。

ナルコレプシー
  • 夜の十分な睡眠にもかかわらず、昼間強い眠気がある
  • 急に耐えがたい眠気に襲われて眠り込んでしまう症状(睡眠発作)
  • 笑った時や怒った時など感情の動きが引き金となって、急に全身の力が抜ける発作(情動脱力発作)
  • 寝入りばなの鮮明で現実感のある夢(入眠時幻覚)と、金縛りのような状態(睡眠麻痺)
ナルコレプシーの検査とは

通常、終夜睡眠ポリグラフ検査(PSG)を前夜に行い、翌日の朝から睡眠潜時反復検査(MSLT)を行いますので、丸1日掛がかりの検査となります。

  • 終夜睡眠ポリグラフ検査(PSG)
    昼間の眠気の原因が夜間の睡眠障害なのか、それ以外によるものかを調べるために行います。
    この検査は睡眠の状態と呼吸の状態をトータルに調べる検査方法で、脳波や心電図、呼吸の状態、腹部・胸部の動き、血液中の酸素濃度、足の動き、体の向きなどを測定するセンサーを体に取り付けて一晩寝ていただきます。痛みなどは全くありません。
    また当院ではPSG専用の個室を設け、睡眠中の状態をモニターしています。
  • 睡眠潜時反復検査(MSLT)
    昼間、2時間間隔で約30分間の睡眠ポリグラフ検査を4~5回繰り返し行う検査です。これにより昼間の眠気の程度がわかります。またナルコレプシーの特徴であるレム睡眠が寝入りばなに現れるかどうかも調べることができ、ナルコレプシーの診断には欠かせない検査です。
ナルコレプシーの治療法とは

睡眠には『レム睡眠(夢をみる睡眠)』と『ノンレム睡眠』があり、睡眠中は交互に起こります。ナルコレプシーはレム睡眠に異常がみられる病気です。
ナルコレプシーの根本的な治療法はまだ開発させていません。治療は症状を抑えることが中心となりますが、薬を飲むことで症状は改善されます。

禁煙治療

禁煙治療が保険適応されるようになりました。これは喫煙を単なる習慣や嗜好と考えるのではなく、ニコチン依存症という病気としてとらえ、必要な治療を行うという考え方です。治療は一定の条件を満たした喫煙者なら、どなたでも受けることができます。当院では2006年6月から禁煙治療が保険適用で診療できるようになりました。

1.禁煙治療を受けるための一定条件とは?
  • (喫煙年数 × 1日の喫煙本数 )点が200点以上こと
  • 今すぐに禁煙の意志があること
  • 1年以内に医療機関で禁煙治療を受けていないことなどの条件を満たしていることが必要となります。
2.どんな治療をするの?

受診の時期

治療内容

治療前の問診

禁煙治療のための条件の確認

初回診療

(1) 問診・診察

再診1 (2週間後)

(2) 呼気一酸化炭素濃度の測定

再診2 (4週間後)

(3) 肺機能検査・肺年齢の測定(初回・最終のみ)**

再診3 (8週間後)

(4) 禁煙実施状況の確認・継続のアドバイス

再診4 (12週間後)

(5) ニコチン製剤の処方

※ 再診1~再診4の( )内の週間後の意味は、禁煙開始日からの週数ですが、暦週ではありません。

3.どんな薬があるの?
ニコチネルTTS

ニコチネルTTS

ニコチンを皮膚から吸収させる貼り薬で、毎日1枚皮膚に貼ります。
禁煙開始日~8週間の使用期間を目安にサイズの大きいものから小さいものに替えて使用します。一時的にニコチンを補い、ゆっくりニコチンを減らすことで禁煙中のイライラを緩和します。

チャンピックス

チャンピックス

ニコチンを含まない飲み薬です。
禁煙中のイライラを緩和するだけでなく、喫煙による満足感も抑制します。
禁煙開始する1週間前から飲み始め、12週間服用します。
なお、2011年7月の厚生労働省からの通達により、チャンピックスを服用後にめまい、眠気、意識障害等の症状があらわれ自動車事故に至った報告があるため、自動車の運転など危険を伴う機械の操作を避けなければ処方をすることができなくなりましたのでご了承ください。

4.費用はいくらかかるの?
ニコチネルTTS (3割負担で禁煙治療(3ヶ月)をする場合)

初回診察

初診料、ニコチン依存管理料、処方料、調剤費、薬剤費

4,400円

再診1 (2週間後)

再診料、ニコチン依存管理料、処方料、調剤費、薬剤費

2,800円

再診4 (4週間後)

再診料、ニコチン依存管理料、処方料、調剤費、薬剤費

4,200円

再診3 (8週間後)

再診料、ニコチン依存管理料

1,000円

再診4 (12週間後)

再診料、ニコチン依存管理料

2,000円

合計

14,400円

チャンピックス (3割負担で禁煙治療(3ヶ月)をする場合)

初回診察

初診料、ニコチン依存管理料、処方料、調剤費、薬剤費

4,300円

再診1 (2週間後)

再診料、ニコチン依存管理料、処方料、調剤費、薬剤費

3,200円

再診2 (4週間後)

再診料、ニコチン依存管理料、処方料、調剤費、薬剤費

5,300円

再診3 (8週間後)

再診料、ニコチン依存管理料、処方料、調剤費、薬剤費

5,300円

再診4 (12週間後)

再診料、ニコチン依存管理料

2,000円

合計

20,100円

※ 費用は概算です(2014年4月以降の金額です)。

※ ニコチンパッチの初回診察・再診1の薬剤費は、ニコチンパッチの一番大きいサイズ(ニコチネルTTS30)が1週間分処方されたと仮定した場合です。

※ ニコチンパッチの再診2の薬剤費は、ニコチンパッチの真ん中のサイズ(ニコチネルTTS20)が2週間、一番小さいサイズ(ニコチネルTTS10)が2週間分処方されたと仮定した場合です。

※ ニコチンパッチの処方は8週間とし、チャンピックスの処方は12週間とします。

このページの先頭へ

実績

CPAP患者数

CPAP

 

2007年

2008年

2009年

2010年

2011年

2012年

2013年

2014年

2015年

2016年

CPAP患者数

514人

581人

642人

793人

852人

954人

1030人

1088人

1162人

1213人

終夜睡眠ポリグラフィー(PSG)数

PSG

 

2008年

2009年

2010年

2011年

2012年

2013年

2014年

2015年

2016年

検査数

419回

391回

440回

338回

430回

339回

342回

356回

175回

合計

2,998回

3,389回

3,829回

4,167回

4,597回

4,936回

5,278回

5,634回

5,809回

簡易型睡眠検査数

Morpheus

 

2008年

2009年

2010年

2011年

2012年

2013年

2014年

2015年

2016年

検査数

186回

182回

220回

239回

270回

257回

295回

301回

166回

合計

858回

1,040回

1,260回

1,499回

1,769回

2,026回

2,321回

2,622回

2,788回

呼吸器内科(睡眠呼吸センター)の診療担当医表

当科初診の場合、受付時間は午前の診察は11:00まで、午後の診察は16:00までとなります。
受診をご希望の方は、事前に当センターまでお問い合わせください。
高松病院代表電話番号 : 087-861-3261

1診 : 睡眠・禁煙・CPAP外来

午前

午後

午前

午後

午前

午後

午前

午後

午前

午後

市川

-

荒川
14:30~

市川

荒川
14:30~

荒川

呼吸内
科医師
14:30~

荒川

荒川
14:30~

このページの先頭へ

呼吸器内科(睡眠呼吸センター)の担当医師紹介

  • 森 由弘 [モリ ヨシヒロ]
    副院長
    専門分野
    内科一般、呼吸器、感染症、アレルギー
    認定・資格
    日本内科学会 認定内科医・総合内科専門医・指導医
    日本呼吸器学会 専門医・指導医
    日本アレルギー学会 専門医・指導医
    日本呼吸器内視鏡学会 専門医・指導医
    日本人間ドック学会 指導医
    ICD制度協議会 インフェクションコントロールドクター(ICD)
    日本医師会 産業医
    香川大学医学部臨床教授
  • 荒川 裕佳子 [アラカワ ユカコ]
    呼吸器内科睡眠・呼吸センター長兼アレルギー科部長
    専門分野
    呼吸器、アレルギー、 睡眠呼吸障害
    認定・資格
    日本内科学会 認定内科医・総合内科専門医・指導医
    日本呼吸器学会 専門医・指導医
    日本アレルギー学会 専門医・指導医
    人間ドック学会 指導医
     
     
     
     
  • 市川 裕久 [イチカワ ヒロヒサ]
    呼吸器内科医長
    専門分野
    呼吸器全般、感染症
    認定・資格
    日本内科学会 認定内科医・総合内科専門医・指導医
    日本呼吸器学会 専門医、指導医
    日本アレルギー学会 専門医
    日本呼吸器内視鏡学会 専門医・気管支鏡指導医
    日本化学療法学会 抗菌化学療法認定医
    ICD制度協議会 インフェクションコントロールドクター(ICD)

個人情報保護方針

このページの先頭へ